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[ #未分類 ]同じマンションの隣のK子 その1[ #長澤あずさ ]

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めずらしく仕事が1900という異例の早さで終わった俺は、自宅へ戻った。最寄り駅に着いた。
近くの店で夕食を買おうと入ろうとしたとき、いきなり後ろから「こんばんは、Tさん」と肩を叩かれた。

K子だった。髪をあげ、白いニットを着た彼女は、どこかの新妻さんという感じだった。日曜日はお互いジャージにジーンズという格好であり、妙にドキドキした。

俺「こんばんは、先日はどうも…お買い物ですか?」
K「今晩のね」
俺「まだやったら一緒にどうですか?この前のお礼もしてへんし…」
K「えぇんですか?」
俺「高いのはあかんでぇ(笑)イタメシでえぇです?」
K「お任せぇ(笑)」
ということで、駅近くに新しくできたイタメシ屋(過去に二度利用した)へ行った。
混んでいて、カウンターの隅の方へ。店では隣に座り話しを盛り上げてまるで恋人気分である。

仕事の裏話や愚痴や、自分たちの出身地(K子は他の地方出身。どうりで関西弁がたどたどしい)の話、酒が入るに従って、K子はだんだんとトーンダウンしてきた。あまり酒は強くないらしい。目が眠たそうに
そして、ワイン2杯目で瞳が潤ってきて、トローンとしてきた。

K「ねぇねぇ、この前の女子大生の話聞かせてよ~」
俺「せやから、なんもないって…」
K「んな…わけ…」
とカウンターの下で、裏拳で突っ込みを入れようとしたが酔っていたせいか、まともに俺の股間に…。

俺「…」K子も感触が異なったことに気付いたのか、顔をうつむけてしまった。
K「ごめん…わざとじゃ…」
俺は「ほな、お返し(笑)」といいながら、左の人指し指でK子の胸を突くふりをした。

白いニットに隠されたK子の胸は、横から見ると胸は張りのありそうな、素敵な紡錘形のカーブを描いており、何とも魅力的であった。
俺も相当酔ってるのか?と自問自答してしまった。

K「なにしようとしてんのぉ(笑)」
俺「いや、魅力的やったんでついつい(笑)」
K「もう…(照)女子大生にもこんなことしてたん?(笑)」
俺「せやから…してへんってばぁ…(汗)」

またK子の好奇心がループし始めた。話しているうちに話題はK子の失恋話になっていった。元彼の転勤で遠距離恋愛になってしまい、K子の職業柄、生活が不規則で半年も逢えなかったこと、電話で元彼に新しく女ができて、あっさりと別れ話をされたこと、そして彼氏も当分いらないって思っていたことなどなど、あっさりと話してくれた。
泣きもせず、笑いながら、そして酔いで舌をもつれさせながら話してくれた。

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