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[ #未分類 ]退職前の強制中出し その2[ #北条麻妃 ]

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さすがに翌日から、松原さんはおれを避けるようになった。
もちろん、仕事上はいままで通りだけど、薄い幕が掛かったみたいな距離感が出来てしまった。

俺も、●●過ぎだったとは思うし、ちょっとガツガツしすぎてみっともなかったし。
半ば、成り行き任せでその週を●●過ごした。

ただ、退職をそろそろ会社に打ち明けないとまずいと思い始めていたころ。
松原さんに話したら完全に終わるだろうな~というのが引っかかって、かなりイライラしていたんだな。自分勝手な話だけど。

そして例の居酒屋から1週間くらい経った平日、松原さんが作製した印刷データのトラブルがあり、俺と彼女は遅くまで残業になった。
残業は珍しいことではないし、フロアに2人だけなんてこともしょっちゅうだったから、別に誰も気に留めない。

俺は何もすることがないんだけど、消灯と施錠はかならず役職者がしなければならないから、東風麻雀をしながら松原さんが終わるのを待っていたわけ。

21時を少し廻ったくらいのところで、
「終わりました。すいません、こんなに遅くなって」
「ん、ああ、いいよ、俺がミスった時は、松原さんが残ってくれるんだし」
「本当にすいません。お腹減りましたよね」
何かがキレる。

「……ん、ああ、そうだね。じゃあ、松原さんを食べて良いかな?」
「それってセクハラですよv(目は笑っていない)。さ、帰りましょう」
彼女はドアの方に行ってしまった。やれやれ。

俺は消灯して、フロアの施錠チェックをしてから、松原さんが待っているドアの施錠を……
「あ、すいません、忘れ物です。ハンコ、ハンコ……」
会社の提出書類に押す実印らしい。
電気の落ちたフロアの奥の方に駆けてゆく松原さん。

ここから飯→セックスって、ないよなあ……。あの時が異常だったんだ。
酒の勢いもあったし。
かなりションボリしながら松原さんを待っていると、
「加藤主任、パソコンの電気が落ちていないですよ」
本当だ。モニターは落ちているけど、本体がフリーズしている。

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