2ntブログ

[ #その他体験 ]母とセールスマン[ #春菜はな ]

tag:春菜はなその他体験

昭和の一時期を境にしてP化粧品の「男性セールスマン」が激減した理由は、顧客との性的不祥事が多発したせいかも知れない。

日常的に人妻と接する化粧品セールスの中には、常習的に「奥様」を誘惑する男も居た。
そして、拙宅に出入りしていた美容セールスも好色な男だった・・!!その頃の「男性美容セールスマン」は、奥様相手なだけに礼儀正しくて、容姿が整った男が多かった。

そして、彼らは女の扱いに慣れていた。
家に出入りしていた池谷という名の美容セールスは体格の良い美男で、母はその男に好意を感じていた。

池谷はまだ若くて、母は三十路半ばの年齢。
年が離れた二人に「怪しい雰囲気」が漂い始めたのは、池谷が家に来てから数ヶ月後の事だった。??池谷は長崎県の出身だった。
池谷が「田舎からの土産」だと言って「九十九島せんぺい」を母に持参した事を、私は覚えている。

この男は、何かにつけて土産を持ってくる癖があった。
やがて母は池谷に気を許してしまう。
母は高額な化粧品を毎月のように買わされた。
地方から東京に来た美容セールスにとって、そんな母は貴重な上得意だった。

ある日の事、いつもは縁側で池谷の相手をする母が、男を家に上げてしまった。
新製品である「美顔マッサージクリーム」のお試しが目的だった。
来客に見られるかも知れない縁側での美顔マッサージは、確かに具合が悪い。
母は池谷と一緒に奥の部屋に向かった・・!!
陽の当たらない奥の座敷は薄暗かった。

畳の上に正対して座る二人の間に怪しい雰囲気が漂っているのを、私は感じた。
母にしてみれば、夫不在の自宅に男を入れたのは初めての経験である。
しかも、相手は母が好意を寄せていた美容セールスの池谷。
向かい合う二人の間に隠微な空気が漂うのは当然だった。

●●の私が、表からは見えない部屋を裏庭から覗いた理由は、以前から二人の間に只ならぬ気配を感じていたからである。
薄暗い部屋の中で、先程まで快活に会話していた母が押し黙った。

洗顔をするようにと池谷に促された母が洗面所に向かうと、池谷は母の後を追った。
洗面所から水音が聞こえて、水音の合間に会話が聞こえた。
やがて母の声が静まると、母の息遣いが漏れてきた。
「はぁ~っ はぁ~っ」と、母の吐息は艶めかしい感じになった。
「うっふ~ん はぁ~っ」と母の吐息は徐々に深くなった。

...

category
未分類
tag
春菜はなその他体験
tag
春菜はな
その他体験

Comment