[ #フェチ体験 ]泊まりに来た従妹の心を傷つけた思い出[ #椎名ゆな ]
- 2015⁄12⁄28(月)
- 23:39
あれは中2の夏のことだった。
蝉の鳴く声を聞いたらいまだに頭に浮かぶ。
横浜に住んでいる従妹(小6)が京都に引っ越した友人と遊ぶ、とのことで滋賀にある我が家に泊まりにきた。
横浜と滋賀、ということで従妹といえどあまり会ったことなく、おそらく3年ぶりのことだった。
駅に母親と迎えに行って予定の時間の電車がくる。
どちらかといえばうちの実家の近くは田舎の駅なので、
すぐに彼女を見つけることができた。
「あらーーAちゃん?大きくなったわねーー」
母親がお決まりの台詞を吐く。
以前の記憶があまり残っていなかったものの
確かに大きくなった。
小学校低学年から小学校高学年の間が飛んでいるから当たり前、
といえば当たり前なのだが。
「今日はよろしくお願いします。○君(俺)、久しぶり。」
●●で思春期。
その当時の俺は女性と話すのがためらいがちだったから目を伏せる。
そのとき気づいた。
白のTシャツの胸のあたりに突起物が浮かんでいることを。
汗ばんだ体に少し貼りつくTシャツが
その突起物のまわりをも少し透かしていることを。
その後我が家に行く。
何の観光もないわが町だし、長旅で疲れているだろうから
当然といえば当然だったのだが。
Aはかばんから京都のガイドブックを取り出す。
一応京都まではうちから30分ほどなのだが、
正直、あまり行ったことないし俺も一緒に見せてもらった。
二人の間の床にガイドブックを置いて
視線に京都の町並みが入り、その先には白い三角地帯が・・・・・
その日、彼女は膝ぐらいまでのスカートをはいていた。
少し大人になったかもしれないのだが、
それでもまだ無邪気なままで、白い布が目の前で丸見えだった。
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